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『シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒』

籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)

佐野次郎左衛門:中村勘三郎
八ツ橋:坂東玉三郎
九重:中村魁春
治六:中村勘九郎
七越:中村七之助
初菊:中村鶴松
白倉屋万八:市村家橘
絹商人丈助:片岡亀蔵
絹商人丹兵衛:片岡市蔵
釣鐘権八:坂東彌十郎
おきつ:片岡秀太郎
立花屋長兵衛:片岡我當
繁山栄之丞:片岡仁左衛門


江戸へ出てきた田舎者の商人・佐野次郎左衛門は、
旅の土産にと吉原に出向き、
そこで花魁・八ッ橋と出会う。
八ッ橋に微笑まれた次郎左衛門は、自分に気があると勘違いし、
八ッ橋に入れ込み吉原に通い詰め、身請けまでしようとする。

しかし八ッ橋は情夫・繁山栄之丞に、次郎左衛門と別れろと迫られ、
酒宴の席、大勢の前で次郎左衛門を袖にする。

振られて、一度は田舎に帰った次郎左衛門は、
数ヶ月後、再び吉原に戻り、八ッ橋と再会する。
また初見の客として、付き合いを始めたいと言い、
人払いをして、二人きりになったところで、
次郎左衛門は持ってきた刀(籠釣瓶)で八ッ橋を斬り殺してしまう。


話は、いきなりここで終わってしまって、
かなり消化不良だったので、帰宅してから検索。

Wikipedia先生によると、この『籠釣瓶花街酔醒』はもっと長い話で、
歌舞伎の作品になっているのは、その一部とのこと。

そもそも『籠釣瓶』とはなんぞや?とか、
それが次郎左衛門の手に渡ったいきさつなども
全く判らなかったので、
調べてみて、ちょっと納得。

籠釣瓶とは、
籠で作った釣瓶は水が溜まらないことから、
水も溜まらぬ切れ味の名刀に付けた名前。
だそうです。

妖刀が次郎左衛門の手に渡った経緯や、
次郎左衛門の容姿についても調べましたが、割愛。

他にとても気になったのは、花魁の名前。
登場するのは八ッ橋、七越、九重なのですが、
七・八・九と続いているのは何故?
それぞれの名前の意味は?

八ッ橋は、『伊勢物語』第九段「かきつばた」の舞台「三河国八橋」にちなむ
という説が有力のようですが、
三河の八橋(現在の知立)の八橋の意味がわからない。

ただ、八ッ橋の帯や着物が、かきつばたの柄だったので、
やはり故事にちなんだ名前なのだろうなと思いました。

では、七越・九重は、何かおめでたい意味があるのか?と調べてみたけど、
地名ぐらいしか出て来なくて、調査(笑)は行き詰まってしまいました。

お相撲の部屋で九重部屋ってあるから、
やはり何かおめでたい意味があるのだろうとは思うのだけど。

冒頭の、吉原の仲見世の場面で、
立派な桜が植えられていますが、
これはNHKの『ぶらタモリ』でやっていた桜だなぁと、
予備知識が役に立ち、知ってて良かった♪と思いました。


次郎左衛門の中村勘三郎さん、治六の中村勘九郎さんの、
涙、鼻水、よだれを飛び散らしての迫真の演技に感動し、
八ツ橋の坂東玉三郎さんの妖艶さ、
繁山栄之丞の片岡仁左衛門さんの色男ぶり、
どこを切り取っても絵になる役者さんだなぁと感心(当たり前)

そして、おきつ(宿屋のおかみさん)の片岡秀太郎さんに惹かれました。
可愛いおばあちゃんでしたv


まだまだ歌舞伎初心者ですが、面白くなってきました。
いつか生で観てみたいなぁ。


あ、そうそう。
お芝居の中で、「真っ平御免なすって」って台詞が何回か出てきました。
威勢のいい江戸っ子の言葉だと思っていたら、
この時代、女性も使っていたのですね。
他にもう一つそう思った言葉があったのだけど、
忘れてしまいました

日本の伝統芸能、もっと勉強して、もっと理解したい。
温故知新ですね。


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